紙類の大量消費をすれば、大量生産が必要になります。紙の原料はパルプであり、木材から抽出した成分です。紙の大量生産が必要になれば、どうしても木材を伐採することにつながります。このことで、森林伐採につながり、その結果疫病を流行させる可能性になることが分かっています。実際のところ、2005年以降に流行したライム病は森林伐採が発端となって流行したことが分かっています。近年発見された病気の3/4は動物から人間に感染したものとされていますが、森林伐採による生態系の変化が関与されていると言われています。 無料の古紙回収を行うことは、このような疫病を流行させないためにも必要です。無料で古紙回収により回収率をあげれば、大量消費しても森林を伐採せずに済むでしょう。私たちひとりひとりにできることは微々たるものでも、それを地球上にいるほとんどの人間が行うとすれば、環境の変化を変えることもできるかもしれません。その結果、疫病の流行を少しでも減らすことができる可能性があるとすれば、行動を起こさないことは勿体ないです。自分だけでなく、大切な人の命を守るためにもエコ活動は大切です。これからも古紙回収に努め、繰り返し使うことができるものは使うことを基本に紙に対して勿体ない精神で向き合いましょう。